脱毛のホント
【経験者の本音】医療脱毛のデメリット7つ|15回・総額85万円の私が契約前に知りたかったこと

【経験者の本音】医療脱毛のデメリット7つ|15回・総額85万円の私が契約前に知りたかったこと

公開: 2026/7/8更新: 2026/7/12

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全身15回、総額約85万円、期間はおよそ2年。私がメンズ医療脱毛に使った、実際の数字です。

決して小さな買い物ではありません。だからこそ契約前に知りたいのは、良いところと同じくらい「何がしんどいか」ではないでしょうか。たとえば、こんなこと・・・

  • 麻酔をすれば、痛くないの?
  • 通いきれば、本当にツルツルになるの?
  • コース料金のほかに、かかるお金はないの?

15回を通いきり、残った毛をニードル脱毛で仕上げるところまで経験しました。デメリットは、はっきり7つありました。それでも「やってよかったか」と聞かれれば、迷わず「よかった」と答えます

☀️ この記事でわかること ☀️

  • 15回通った私が実際に感じた、医療脱毛のデメリット7つ
  • 私には起きなかったけれど、契約前に知っておきたい3つのリスク
  • それでも「やってよかった」と答える理由と、向き不向き
ぽじ太

いいところは、クリニックの公式サイトにたくさん書いてあります。ここでは、私がしんどかった側からお話しします。

私が15回で実際に感じたデメリット7つ

私は2023年11月にエミナルクリニックメンズ(旧:メンズエミナル)で、全身セレクト15部位×15回を契約しました。総額は約85万円、通いきるまでに約2年。エミナルの医療レーザー脱毛は蓄熱式と熱破壊式の併用で、私のヒゲ・ワキ・VIOは熱破壊式でした。

その15回を通いきった立場から、契約前に知っておいてほしいデメリットを7つ挙げます。どれも私が実際に体験したことです。まずは一覧で、このあと一つずつお話しします。

デメリット私の体感契約前の備え
①麻酔しても痛い部位は痛いヒゲ・Vラインは涙、脚は静電気程度麻酔無料の対象部位を確認
②費用が高い全身15回で約85万円、追加も割高同じ回数で複数院を比べる
③完全なツルツルにならない部位口周り・乳輪は残った「減らす」か「無毛」か目的を決める
④通いきるまでが長い15回で約2年1〜2年通う前提で予定を組む
⑤前日シェービングがしんどい初回は約2時間・流血電気シェーバーに慣れておく
⑥肌トラブルが体質次第で毎回毛のう炎がほぼ毎回診察・薬が無料か確認
⑦キャンセル・解約の縛り当日キャンセル1万円・解約は1年以内期限を契約時に確認

1. 麻酔をしても、痛い部位は痛い

医療脱毛の照射で痛みをこらえる男性

初回のヒゲ照射(熱破壊式)は、「バチッ」という音とともに強い痛みが走りました。あごは涙が出るほどの痛みで、途中で一度、休憩をお願いしました。しかも、無料の麻酔クリームを塗ったうえでこの痛さでした。

Vラインの根元もあごと同等の痛みで、照射の間は「なぜ脱毛しようと思ったのか」「もうお金を払ってしまった」という後悔が頭をよぎりました。2回目にヒゲの出力を最大レベルへ上げたときは、40歳を過ぎて泣きました。

一方で、脚は静電気が走る程度。部位によって痛みの差がとても大きいというのが私の実感です。

部位(私の場合)痛みの体感
あご涙が出るほど(途中で休憩)
Vラインの根元あごと同等
静電気が走る程度

医療レーザーはサロンの光脱毛より出力が強い分、痛みが出やすい、と各クリニックも説明しています。そして麻酔は、痛みを「消す」ものではなく「和らげる」ものでした。エミナルの麻酔クリーム無料も、ヒゲ・ワキ・VIOの3か所限定です。「麻酔が無料」という説明は、どの部位が対象かまでセットで確認するのがおすすめです。

私の対処法は、麻酔が無料になるヒゲ・ワキ・VIO——痛みの強い熱破壊式の部位には、毎回必ず麻酔クリームを頼むことでした。どの部位がどれだけ痛かったかは、次の記事でランキングにしています。

2. 費用が高い(そして追加も高い)

総額は約85万円で、分割払いにしました。相場より高めになったのは、5回ではなく15回という「ツルツル志向」の回数を選んだからです。ネットで料金を調べてはいたものの、同じ回数の条件で他のクリニックと比べることはしませんでした。無料カウンセリングをいくつか回ることもせず、勢いで決めてしまったのです。

12回目のころ、追加施術の料金を相談してチラシを見せてもらったのですが、「やっぱり高いな」というのが率直な感想でした。回数を重ねるほど残っている毛は減っていくので、追加費用に対して得られる効果はだんだん小さくなります。実は10回目を過ぎたころに契約の解除も考えたのですが、解除には期限があり、私はすでに過ぎていました(くわしくは7つ目で書きます)。

こうすればよかったと思うのは、同じ回数の条件で、いくつかのクリニックを比べてから決めることです。部位別の総額の目安は次の記事にまとめています。

3. 回数を重ねても「完全なツルツル」にはならない部位がある

「15回もやれば全身ツルツル」と思っていましたが、私の場合はそうなりませんでした。

15回を終えた今も、口周りとあご下には毛が残っていて、毎日剃っています。ただし10回を過ぎたあたりから朝のひげ剃りは明らかに楽になり、かかる時間も短くなっていきました。青ヒゲもかなり薄くなり、15回を終えた今は30秒程度で済みます。通い終えて半年後に5日間伸ばす検証をしたところ、口まわりと頬に毛が残り、その中には白髪も混じっていました。レーザーは白髪に反応しにくいと言われています。

胸は毎回ではなく、ときどき照射する部位で、通算4回当てました。胸毛そのものはかなり薄くなったのですが、乳輪のまわりだけは、4回当てても変化がありません。肌の色が濃い部位はやけどを避けるため出力を下げることになり、効果が出にくいうえ、エミナルでは胸に熱破壊式が使えないという事情もあります。乳輪はこれ以上変わらないと判断し、胸への照射はそこでやめました。

ヒゲ全体で見ても、7回目ぐらいまでは効果の実感がなく、「減った」と感じたのは8回目あたりからでした。つるつる志向なら10回では足りない、というのが私の実感です(個人差があります)。

最後まで残った毛は、時間制のニードル脱毛サロンで仕上げています。ただしニードルも「また生えてくる毛はある」ので、魔法ではありません。

ぽじ太

15回やれば全部つるつる、と思い込んでいました。実際は部位ごとの差が大きく、最後はニードルの力を借りる形になりました。

4. 通いきるまでが長い(私は約2年)

ひげ丸

全部終わるのに、どのくらいかかるものなの?

ぽじ太

終わりがなかなか見えないのが、この2年でいちばんこたえた部分です。原因は予約の取り方と、私の通い方にありました。

私は15回を終えるまでに約2年かかりました。10回目までは1か月に1回を目標にしていましたが、実際は予約の都合で1〜1か月半おき。11回目以降は約2か月に1回のペースでした。

長引いた理由は2つあります。ひとつは、エミナルでは次回の予約はその回の施術が終わってからしか取れない仕組みで、最短の枠のうち土日や夜の時間帯は埋まりがちだったこと(私の場合、1か月半ほど先まで見ればだいたい希望が通りました)。もうひとつは、仕事の都合による当日キャンセルなど「行けない回」が挟まったことです。

間隔が空いた影響は、「効果が消える」というより「終わるまでの期間が延びる」という実感でした。医療脱毛は仕組み上、期間が延びやすいものだと見込んでおくと、途中で焦らずにすみます。実際の通院記録は次の記事にまとめています。

5. 前日のセルフシェービングがしんどい

意外と語られないのがここです。施術の前日は、照射する部位を自分で剃っておく必要があります。

初回の前日、私は全部位のセルフシェービングに約2時間かかり、数カ所から血が出ました。2回目も1時間以上かかり、脇とVIOでまた流血。手際よく剃れるようになったのは数回目以降です。ルールを知っていることと、実際に自分でやれることは別だった、と痛感しました。

剃り残しがあった場合、私の契約では「5分以内なら無料・超えると1部位1,000円」という扱いでした。ただしこれは私の契約時の同意書とカウンセリングでの説明に基づくもので、公式サイトに分数や金額の明記はありません。最新の条件は契約前に必ず確認してください。剃る範囲やコツは次の記事にまとめています。

6. 肌トラブルは「体質次第で毎回」もある

施術当日の夜、シャワーを浴びると日焼けのあとのようなヒリヒリ感がありました。

さらに私は肌が弱い体質のため、毛のう炎(毛穴の小さな炎症)がほぼ毎回できました。数日で落ち着くことがほとんどでしたが、施術の5日後、ひげ剃りの最中に毛のう炎が潰れて汁が出てしまったことがあります。炎症のある場所に刃を当てて潰してしまうのは、やってはいけない対処です。真似しないでください。

赤みや毛のう炎は一時的なもので、多くのクリニックが無料の診察や薬の処方で対応している、と公式サイトでも説明されています。私の対処法は、施術後数日は保湿を丁寧にして、患部にひげ剃りを当てないこと。脱毛後のケアの正解は次の記事にまとめています。

7. キャンセル料・契約解除などの「縛り」がある

8回目のとき、仕事の残業でどうしても行けなくなり、当日キャンセルをしました。提示されたのは「1回分消化」か「キャンセル料」の二択。私はキャンセル料を選び、1万円を払いました(公式サイトに金額の記載はなく、あくまで私が実際に払った金額です)。

私が通っていた当時の無料キャンセルの期限は、次のとおりでした。

キャンセル方法無料の期限
WEB前日18時まで
電話など3日前の13時まで

さらに大きいのが契約解除の期限です。契約の解除ができるのは「契約から1年以内」だけで、私は解除を考えたときにはすでに期限を過ぎていました。

2年通って得た教訓は、直前のキャンセルを避けることが、いちばんの節約だということ。予約の取りやすさや変更の実際は、次の記事でくわしく書いています。

ぽじ太

7つ並べると重く見えますが、どれも「先に知っていれば構えられた」ことばかりでした。契約書にサインする前のあなたに、知っておいてほしい内容です。

私には起きなかったけれど、知っておきたいリスク

ひげ丸

7つで終わりじゃないの?

ぽじ太

私に実際に起きたのは、その7つです。ただ「起きてもおかしくなかった」ことが、あと3つあります。

ここからは、私自身には起きなかったリスクです。実体験ではないため、一般的な情報として切り分けてお伝えします。まず一覧です。

リスク私の経験対処のヒント
硬毛化(毛が濃くなる)起きなかった産毛部位を含むなら方針を事前確認
打ち漏れ(照射のムラ)経験なし無料再照射の申告期限を確認
日焼け・肌色の制限経験なし施術期間中は日焼け対策が必須

硬毛化(私は起きませんでした)

脱毛の照射がきっかけで、逆に毛が太く濃くなる現象を「硬毛化」と呼びます。私の場合、15回通って硬毛化は起きませんでした。最後まで残った毛はありましたが、それは元から濃い部位のやりきれていない毛で、硬毛化とは別物です。

一般的には、発生率は報告により1%程度〜10%程度と幅があり、原因ははっきり解明されていない、と言われています。うなじ・背中・二の腕などの産毛の部位で起きやすいとも言われるので、含めて契約する人は、クリニックの対応方針を契約前に聞いておくと安心です。くわしくは次の記事にまとめています。

打ち漏れ(照射のムラ)

照射にムラがあると、ブロック状やライン状に毛が残ることがあります。これが「打ち漏れ」です。私は幸い経験しませんでしたが、多くのクリニックが、期限内(2〜4週間程度)に申告すれば無料で再照射に応じています。

ただし打ち漏れの申告期限はクリニックごとに違うので、契約時に必ず確認しておくことをおすすめします。期限を過ぎてから気づいても、対応してもらえない可能性があります。

日焼け・肌の色の制限

医療レーザーは毛の黒い色素(メラニン)に反応する仕組みのため、肌そのものが日焼けで濃くなっていると、肌にも反応してしまいます。そのため、日焼けした肌は照射を断られるか、出力を下げられることがあります

つまり、脱毛期間中は日焼け対策が必須になります。屋外のスポーツやレジャーが好きな人は、1〜2年にわたって日焼けを避け続けられるか、契約前に生活と照らし合わせてみてください。

それでも私は「やってよかった」と答えます

脱毛を終えて晴れやかに歩く男性

デメリットを7つ+リスク3つ、書いてきました。それでも「やってよかったか」と聞かれたら、私は迷わず「よかった」と答えます。

いちばん大きいのは、毎朝のひげ剃りです。以前は毎朝しっかり時間をかけて剃っていましたが、今は以前の10分の1くらいの時間で終わります。剃った後に残る青ヒゲも、今ではほとんど気にならなくなりました。脚(ヒザ下)にいたっては、人から「すごくきれい」と言われるほどです。40代になってから、脚を褒められる日が来るとは思いませんでした。

金額については、約85万円よりもっと抑えるやり方があったかもしれません。それでも「脱毛はやるべきだった」というのが、2年通いきった私の結論です。良かった点と後悔した点の全体像は、次の記事にまとめています。

ぽじ太

デメリットを全部書いたうえで、それでも私の答えは変わりません。毎朝のひげ剃りが楽になった生活には、それだけの価値がありました。

医療脱毛が向いている人・向いていない人

ひげ丸

結局、僕は受けたほうがいいの?

ぽじ太

答えは人それぞれですが、判断の物差しはお渡しできます。私の体験から、向き・不向きの分かれ目をまとめます。

ここまでの体験を踏まえると、医療脱毛が向いているかどうかは、こんな基準で考えられます。

👍 向いている人

  • 毎朝のひげ剃りや青ヒゲに、時間と気持ちを取られている人
  • 多少の痛みや手間より、毛を減らす効果を優先したい人
  • 1〜2年単位の通院期間を、生活の中に見込める人
  • 総額・キャンセル条件・解約期限を、契約前に自分で確認できる人

👎 向いていない人

  • 痛みにとても弱く、麻酔があっても不安が消えない人
  • 相場や総額を確認せず、その場の勢いで契約してしまいそうな人
  • 少ない回数で「完全なツルツル」を期待している人
  • 前日のセルフシェービングや日焼け対策を、続けられる自信がない人

向いていないと感じた項目があっても、あきらめる必要はありません。痛みが不安なら麻酔の条件(無料の対象部位や料金)を契約前に確認して選ぶなど、デメリットを知ったうえで選び方を変えれば、対処できるものがほとんどです。

まとめ

☀️ この記事のまとめ ☀️

  • 麻酔をしても痛い部位は痛い。部位差が大きく、麻酔無料の対象部位も要確認
  • 費用・期間・前日のシェービング・肌トラブル・キャンセルや解約の縛りは、契約前に知っておく
  • 私の場合、15回でも完全なツルツルにならない部位があり、最後はニードルで仕上げた
  • 硬毛化・打ち漏れ・日焼けの制限は、起きなかった私でも「事前に知るべきだった」と感じるリスク
  • それでも私は「やってよかった」と迷わず答える

デメリットは、契約をやめる理由ではなく「構えるための材料」だと私は思っています。痛み・費用・期間・縛り。どれも先に知っていれば、対処のしようがあるものでした。知ったうえで進むと決めたら、次はクリニック選びです。比較記事を候補探しに使ってください。

ぽじ太

迷っている間も、毎日のひげ剃りは続きます。デメリットも含めて納得できたら、まずはカウンセリングで疑問をぶつけてみてください。私の記事が、その材料になればうれしい限りです。

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